アパート建築と賃貸管理業

有馬良一

2012年05月29日 13:04

アパート建築と賃貸管理業

不動産業の中で賃貸管理業があります。
1980年代は不動産業というと土地の売買や斡旋業が
主流でした。
バブル経済が崩壊し土地神話が崩れ遊休土地活用で
アパート建築が90年代頃から増えてきました。

企画から設計施工、アパート管理までの一貫システムの
コンサル会社等も出てきて現在に至るまでアパート建築が
伸びてきています。

沖縄県では2005年の談合摘発以来、県内の特A企業が民間需要の
アパート建築にシフトして受注競争が激化してきています。
内地大手企業も受注を伸ばしてきており、バブル期以降アパート建築と
併用して伸びてきたのがアパートなどの管理をする賃貸管理業です。

不動産会社以外にも建築業者やメンテナンス業者などの参入が多く
なってきています。不動産会社の利益の中で賃貸管理業務の利益の
占める割合も多くなり安定的な利益確保のためにも重要な売上です。

このような経緯でここ10年、アパート建築、アパート管理業が急激に
増えてきています。いろんな業種の企業が低迷する中、民間需要の中心は
居住用の住宅、アパートになっています。

賃貸管理業って何をするのでしょうか。
知名度、会社の大きさ、社員数等規模の原理で選んでませんか。
不動産会社は地域の不動産に関わるあらゆる問題に精通しているからこそ
地域に根差した零細企業が多いのです。

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